イスラエルとイスラム組織「ハマス」との大規模な戦闘を受け、松野官房長官は、現時点で在留邦人に被害情報はないと明らかにしました。

松野官房長官
「これまでのところ、在留邦人の生命・身体に被害が及んでいるとの情報には接していません」

松野官房長官はきょう午前の会見でこう述べたうえで、引き続き現地の情勢を注視しながら、緊張感をもって邦人の安全確保に万全を期すとの考えを示しました。

また、G7のうちアメリカ、イギリスなどの5か国がイスラエルへの「揺るぎない支持」を表明した共同声明に日本が加わらなかったことを問われると、「G7各国と緊密に連携しつつ、双方への働きかけを強化し、事態の沈静化に向けて尽力していく」とだけ述べ、日本がこの共同声明に参加しなかった理由には直接言及しませんでした。