イスラム組織ハマスによる大規模な攻撃があったイスラエル。JNNの取材班がさきほど、北部の街に入りました。街は攻撃への不安に包まれています。中継です。
私がいるのはイスラエル北部にあるアフラという街です。パレスチナ自治区のガザからは離れていますが、レバノンのイスラム組織「ヒズボラ」によるとみられる攻撃がイスラエル北部にもあったため、人々は外出を控えていて、普段よりも人通りは少なく、一部の店が閉じています。パン店で働く男性に話を聴いたところ、きょうは早く店を閉じると話していました。
あちらのビルの地下には警報が鳴ったときに人々が避難するためのシェルターがあり、私たちもいざという時にはそこに避難できるため、用意した防弾チョッキやヘルメットを着用しないで中継をしています。
私たち取材班は隣の国のヨルダンに入り、陸路で国境を越えて、イスラエルに入りました。
国境の検問所にはイスラエルからヨルダンに向かうバスやタクシーなど、多くの車が列を作っていました。現地の人の話によりますと、イスラエルから出国しようとする観光客が、戦闘のため飛行機がキャンセルになったことで空路ではなく陸路で移動しているということです。
また、この街の飲食店で働く男性はおとといの南部での戦闘でいとこが恋人を失なったということで、今回の事態に非常にショックを受けていると話していました。事態のさらなる悪化を懸念する声が多く聞かれています。
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