イスラム組織ハマスとイスラエルとの大規模衝突で、死者の数が双方あわせて970人にのぼるなか、一夜明けた8日には、ゴラン高原付近のイスラエル軍にも攻撃があり、イスラム組織ヒズボラが実行したと主張しています。

イスラエルメディアは8日、“パレスチナ自治区ガザを支配するハマスによるイスラエルへの大規模な攻撃で、少なくとも600人が死亡した”と発表しました。

一方、ガザ地区ではイスラエル軍による報復攻撃が続けられていて、ガザの保健当局によりますと、これまでに370人が死亡したということです。

こうした中、AP通信によりますと、8日、シリアのゴラン高原付近を占領しているイスラエル軍にレバノン側から攻撃がありました。

今回、ハマス支持を表明していたレバノンのイスラム組織ヒズボラが実行したと主張。これに対し、イスラエルもヒズボラの拠点に攻撃を行ったと発表しています。