拉致被害者の曽我ひとみさんが8日、佐渡市で署名活動を行い、一日も早い日朝首脳会談の実現を政府に求めました。
曽我ひとみさんは佐渡市新穂地域で行われたイベントに合わせ、署名活動を行いました。一緒に拉致され今も帰国を果たせていない母・ミヨシさんは91歳となりました。問題が解決しないまま時間だけが過ぎていることについて曽我さんは「『もう本当に時間がない』と口を酸っぱくしてずっとずっと言っているのに…」と無念さをにじませした。

【曽我ひとみさん】
「日朝の会談を一日も早く実現して一日も早い帰国を心から願っています」
曽我さんは拉致問題を風化させないように今後も活動を続けていきたいと話していました。