■第19回アジア競技大会中国・杭州(7日、黄龍スポーツセンタースタジアム)

サッカー男子の決勝が行われ、“パリ五輪世代”U-22日本代表はU-24韓国代表に1-2で敗れ、今大会は銀メダル。2010年広州大会以来となる13年ぶりの金メダルには届かなかった。韓国は3連覇を達成。

決勝は2大会続けての日韓戦。前半開始わずか2分に内野航太郎(19)が先制ゴールを決めるが、同点に追いつかれて1-1で折り返す。後半はディフェンスの隙をつかれ勝ち越しゴールを許してしまうと、決定的なチャンスを作れず、前回大会と同様1-2で敗退となった。前日には女子日本代表が史上初の連覇を果たしたが、アベック優勝ならず。

この日の先発は準決勝(4日)の香港戦から9人変更。GKは藤田和輝(22)、DFは奥田勇斗(22)、吉田真那斗(21)、山﨑大地(22)、キャプテン馬場晴也(21)。MFは松岡大起(22)、重見柾斗(22)、西川潤(21)、松村優太(22)、佐藤恵允(22)。FWは内野で挑んだ。

韓国はオーバーエージ枠も使い、A代表の主力でパリ・サンジェルマン所属のMFイ ガンイン(22)をはじめ欧州組が4人。

前半は立ち上がりから敵陣に攻め込み、左サイドから佐藤がDFをかわしてゴール前にボールを入れると、こぼれ球を重見から受けた内野が厳しいコースも冷静に狙ってシュートを決め、開始2分で先制点を奪った。 

ディフェンス陣が自陣での乱れにより攻め込まれる場面もあったが、決定的なチャンスを与えず。だが流れの悪い状況が続く中、前半27分、長めのクロスが入ると今大会得点ランキングトップ(7得点)のチョン ウヨン(24)にヘディングシュートを決められ、1-1の同点に追いつかれた。

後半は両チーム交代なし。チャンスを作りたい日本は、ディフェンスラインからプレッシャーをかけるなど、積極的に攻めていく。

だが後半11分、中盤からドリブルでペナルティーエリア付近まで切り込まれると、最後はこぼれ球をチョ ヨンウク(24)に上手く流し込まれ、1-2と逆転を許してしまう。

この試合初めて追う展開となった日本は、内野と吉田に代わり鮎川峻(22)と関根大輝(21)がピッチへ。それでも決定機を作れず。谷内田哲平(21)、小見洋太(21)、日野翔太(20)も投入され、攻撃スタイルを強めていくが、韓国に攻め込まれる時間が続く。

終盤41分にCKを獲得するが、関根のヘディングシュートは枠を捕らえられず。佐藤が俊足を生かして相手ゴールに迫るが、厚い守備に阻まれ追いつけず。アディショナルタイム6分も決定機は生まれず、終了のホイッスル。

51年の第1回大会から19回連続出場の日本は、2010年の第16回大会以来、2度目の頂点を目指したが、ライバルを相手に逆転負けを喫した。

【男子サッカーの結果】
9月20日(水):予選R vsカタール(3-1)
9月25日(月):予選R vsパレスチナ(1-0)
9月28日(木):決勝T1回戦 vsミャンマー(7-0)
10月1日(日):準々決勝 vs北朝鮮(2-1)
10月4日(水):準決勝 vs香港(4-0)
10月7日(土):決勝 vs韓国(1-2)