去年10月、春香さんは、障害の有無に関わらず参加できる『ユニバーサルラン』に初挑戦。2キロの完走を目指し途中まで順調な走りでしたが…

「ダメだ…進まない」
靴の違和感と疲労で、制限時間内にゴールできず、悔し涙を流していました。
先月下旬、春香さんは本番を想定して屋外での練習をスタート。今年は走る距離を2kmから1kmにして、制限時間内のゴールを目指します。

マラソンまであと5日に迫った、この日。
春香さんの元にはゼッケンが届きました。
【母・川崎由美子さん】
「どうぞ。これをTシャツに貼って走ってください」
【川崎春香さん】
「いやあ、嬉しいです。これがあれば、頑張って走れそうな気がします」
8日、春香さんは再びマラソンのスタートラインに立ちます。

【母・川崎由美子さん】
「無事に楽しく走ってくれればいいかなって応援しています」
【川崎春香さん】
「今年は笑顔で、楽しくゴールできる姿を見ててほしいなって思います」
春香さんは走る喜びと、感謝の気持ちを噛み締めながらゴールを目指すつもりです。
