異次元の天才ぶりは小さな頃から。初めて勉強に取り組んだのは保育園の年中の時です。
淵上さんの父・龍さん:
「幼児向けドリルを買ってきてじゃあやってみようかとやらせてみたら
すいすい解けてしまって、どんどん学年が進んでいくので、
あっというまに小学6年生くらいまでの範囲が終わった」
すぐに才能を発揮し、小学4年生で英検1級、小学6年生で数学検定準1級に合格。3年前、中学1年生のときには、新型コロナの影響で休校になった2か月の間に中国語をマスターしていました。当時の勉強のレベルについて中国語で答えてもらうと…。
淵上さん(当時中学1年):
「私は中学生ですが、中学の勉強はもう終えたので今は高校の勉強をしています」(中国語で)
自分の部屋はなく、勉強はいつもリビングで。最初のころは父の龍さんがいつも隣に座り、わからないところを教えていたといいますが、この時にはすでに…
淵上さん(当時中学1年):
「どうしてもどれだけ調べても分からないものは父に聞いてインターネットで調べてもらってます」
父・龍さん:
「私は調べる係(笑)答えられない質問ばかりなので」
このころから、目標とする人物がいました。
淵上さん(当時中学1年):「中国の大清帝国の歴史が好きで…」
中国・大清帝国の5代目皇帝、雍正帝です。全盛期の清を治めた厳しい君主として知られています。

淵上さんの座右の銘は…「為君難」
淵上さん(当時中学1年):
「『きみたるはかたし』と読んで、雍正帝が好んで使っていた言葉です。
名君であることは難しいということを表したこれは、
私にとってとても大切な言葉です。勉強などをしていてつらいなと思ったときに
この言葉を思い出すと、この苦労は名君になるための一歩だと考えています」
あれから3年。淵上さんは自分のペースで勉強を進めたいと、高校へは行かないつもりでしたが、雄峰高校の通信制課程に進学を決めました。