10月21日に盛岡駅前から開運橋までの車道を通行止めにしてイベントが行われることになりました。イベントの主催者が目指す「ウォーカブルなまち」とは?
盛岡駅前の目抜き通りを歩行者天国にして開かれる「もりおか駅前開運ホコテン」。5日は実行委員会が会見し概要を発表しました。

イベントは10月21日(土)の正午から午後4時まで盛岡駅前から開運橋までの5車線の道路を歩行者天国にし、グルメのほか、ポニーの馬車や餅つき、さんさ踊りなどのパフォーマンスを楽しめます。
(盛岡駅前ウォーカブルなまちづくり実行委員会 石田和徳委員長)
「商店街として駅前でイベントを車道でやるのは初めてでありまして」

実行委員会のメンバーでクラフトビールの製造販売を手がけるベアレンビール社長の嶌田洋一さんは、8月下旬に盛岡駅前に直営店をオープンさせたばかりで、店の前の通りが歩行者天国になるといういわば非日常を楽しみにしています。


(ベアレンビール 嶌田洋一 社長)
「まちの魅力を上げていくためにはウォーカブルなまちづくりは必要なことだと思います」
実行委員会が目指すのは、「ウォーカブル」=歩いて楽しむことができる盛岡です。当日は路線バスは迂回路が設定され、周辺では一部のバス停が休止となります。
(江幡平三郎アナウンサー)
「交通の要衝を歩行者天国にするためには様々な協力が不可欠ですが、実施によって賑わいが波及する効果も期待されます」
イベント会場は130mほどの区間ですが、北上川沿いには飲食店が軒を連ねる「木伏緑地」、さらに旭橋を渡ると「よ市」が開かれる材木町があり、イベント参加者が足を伸ばすことが期待されます。

盛岡市の中心市街地の新たな可能性を模索する「もりおか駅前開運ホコテン」は、10月21日午後に開催されます。