宮崎県椎葉村では、子どもたちが竹を使って「ある遊具」作りに挑戦しました。

椎葉村の尾向小学校では、地元住民の尾前 一日出さんの協力のもと、かつて小学校があった場所を活用した森の遊園地で、毎年、遊具づくりに取り組んでいます。

今年、挑戦するのは、みんなが大好きな、あの遊具です。

児童たちは、尾前さんの指導のもとまずは、2本の竹を重ねて結び20メートルの長さの棒を2本作成。それを、十字に重ねてさらに結び、竹の片方を引っ張ると・・・
竹がしなり、アーチ形になりました。

それから、根元部分に杭を打って固定し、中央からロープを垂らすと、大きなブランコの完成です。

ブランコの高さは、およそ6メートル、360度動くのが特徴です。

児童たちは、早速、乗り心地を確かめながら、順番に楽しんでいました。

(児童)
「楽しかったです」
「ま結びとかをするのが難しかったけど、みんなで協力して作ることができたのでよかったです」
「みんなで楽しみながら、押したり、乗ったりするのが楽しかったです」

竹を使った遊具づくりを通して、児童たちは改めて地元の自然の豊かさを感じていました。