長野県内で先週確認された新型コロナウイルスの感染者は、4週連続で減少した一方、インフルエンザは2週続けて増加していて、流行期が続いています。

9月25日から10月1日までの1週間の新型コロナの感染者数は、1医療機関当たり9.24人で前の週に比べて1.15人減り、4週連続の減少となりました。

1医療機関当たりの感染者数が10人を下回るのは、7月17日からの週以来となっています。

一方、例年より早く流行期に入っているインフルエンザは、1医療機関あたり3.72人と、前の週を0.85人上回り、2週続けて増加しています。

保健所別では、北信が10人と最も多く、注意報の基準値に達しているほか、上田で6.75人、諏訪で6人、長野で4人などと前の週を上回っています。

県では、今後インフルエンザの感染がさらに拡大する可能性があるとして注意を呼び掛けています。