日一日と秋の訪れを感じる青森県内。ウィンタースポーツの開始に向けて準備が始まりました。青森市の盛運輸アリーナではアイススケートリンクの製氷作業が4日から24時間体制で始まりした。

須崎蓮記者
「スケートリンク上で製氷作業が始まりました。施設内の温度は10度ですが、体感では冬のような寒さです」

4日から製氷作業が始まったのは青森市の盛運輸アリーナです。作業員が霧状にして撒いた60℃のお湯はマイナス13℃に設定されたリンクの床面でゆっくりと冷やされて氷になっていきます。ただ、1回の作業でできる氷の厚さはわずか1ミリ。この地道な作業をこれから4日間、スタッフが3交代の24時間体制で行ない、スピードリンクとホッケーリンクに厚さ5センチの氷を仕上げます。

青森県営スケート場管理事務所 大水裕翔さん
「今年もいい氷を作るように現在作業を行っています。もうしばらくお待ちいただいてオープン当日ご来場いただきたい」

盛運輸アリーナのアイスリンクは10月14日にオープンし、今シーズンは2024年3月下旬まで利用することができます。