インド洋の島国モルディブの大統領選挙で勝利した中国寄りの野党候補に対し、中国の習近平国家主席は祝電を送り、「実務協力を深める用意がある」と関係強化への意欲を示しました。

モルディブでは先月30日、大統領選の決選投票が行われ、中国寄りの野党のムイズ氏がインドを重視してきた現職大統領のソーリフ氏を破り勝利しました。

これを受け、中国外務省は3日、習近平国家主席がムイズ氏に対して祝電を送ったと発表しました。

祝電の中で習主席は「両国は助け合う友人というだけでなく、共に繁栄するパートナーだ」と指摘。「実務協力を深める用意がある」と強調したということです。

モルディブは中国が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」の海上交通路の要衝にあり、中国としては新政権との関係を強化して、この地域での影響力を強めたい考えとみられます。