「もうやめようかな」 引退考えた時期も 

(大石アナ)
ドラゴンズ一筋で16年やってきました。そういう井端さんだったからこそ、(退団は)ものすごくつらかったんじゃないですか?

(井端氏)
そうですね、最後までね、ドラゴンズで終わりたいなっていう気持ちでここ何年かやっていましたんで…正直、はい。「このままやめようかな」って思ったときもありましたけど。

(大石アナ)
引退も考えました?

(井端氏)
そうですね、「ドラゴンズをやめる」と言った日からは、「もうやめようかな」っていう方が強かったですね。

(大石アナ)
なぜやめなかった?

(井端氏)
リハビリもまだやってなかった状態ですし、リハビリがうまくいっている段階でね、いい話もいただいたので、もう一度ね、最後だと思って歯を食いしばってやろうかなと思いました。

(大石アナ)
それと、ご家族の支えもありましたよね。

(井端氏)
そうですね、12月に娘が生まれたので、もうひと踏ん張りっていう気持ちが強かったですね。

(大石アナ)
新たな命の誕生が、井端さんのハートに火をつけたんですかね?

(井端氏)
よく「物心つくまで」と言いますけど、下の子がね、物心つくまでにはもう3年も4年もかかるとは思うんすけど、何とかそこまではと思って今やってます。

(大石アナ)
そして、今度はジャイアンツのユニフォームを着たわけですけれども…これがね、似合っちゃうんですよね。でも宿敵のユニフォーム着るってどんな感じなんですか?

(井端氏)
いや、まさかのまさかですよ。退団してからもう1か月後にこういう結果になってるとは全く思わなかったですし、全く想像していなかったチームですから。

(大石アナ)
だけど似合っちゃうんですよ、ドラゴンズの次にね。一番似合うのはやっぱりドラゴンズですからね。