3日夜、長崎県平戸市度島の漁港で14人乗りの船が防波堤に衝突し、子どもを含む7人が重軽傷を負いました。

事故があったのは平戸市度島の飯盛漁港で、3日午後8時半ごろ、58歳の男性船長が操縦する小型兼用船が防波堤に衝突しました。

海上保安署によりますと、船には船長と親族ら14人が乗っていて、50代から80代の男女5人が、ろっ骨や足の骨などを折る大けがをしたほか、7歳の男子児童が頭を切るけがをするなど、合わせて7人が病院に運ばれました。

いずれも命に別状はないということです。

事故当時14人は平戸の本土で会食した後、度島に帰る途中で、船長は「酒を飲んでいた」と話しているということです。

海上保安署は業務上過失傷害容疑も視野に調べています。