2023年も残り3か月を切る中、2024年用の年賀はがきの搬入が、富山市の郵便局で始まりました。販売開始は11月1日です。

3日、富山西郵便局に運び込まれたのは2024年用の年賀はがき89万2000枚です。年賀はがきは、規模の大きい郵便局に運び込まれてから各郵便局へ配送されるため、まずは職員による仕分け作業が行われました。

来年のえとは「辰」で、全国版の年賀はがきには龍が彩雲の中を飛んでいる幻想的なデザインが施されています。また、富山版には2022年に国宝に指定された高岡市の勝興寺が描かれ、27万2000枚の限定販売となっています。

日本郵便によりますと、2024年用の年賀はがきの発行枚数は14億4000万枚で2023年より2億枚減りました。発行枚数の減少は13年連続で、SNSやメールで新年のあいさつを済ます人が増えたことが要因ですが、日本郵便は「手書きだからこそ伝わる思いを大切にしてほしい」としています。

富山西郵便局・郵便部宮本宏信副部長:
「年始のごあいさつはもちろんそうなんですけど、なかなか会えないご友人とかそういった方ですね。ご自身の近況の報告等でぜひ利用していただきたいと思います」

年賀はがきの販売開始は11月1日です。