JAグループはこの夏の高温や水不足で農業が深刻な被害を受けているとして新潟県の自民党の県議で構成する議員連盟に対して支援策を強化するよう求めました。

新潟県議会の最大会派・自民党の県議で構成する農政研究議員連盟の総会に出席したのはJA新潟中央会の伊藤能徳会長です。
この夏、県内全域を襲った記録的な猛暑と水不足。コメの等級低下や農畜産物の出荷量減少など各地で甚大な被害が出ているとして、JAグループは生産者への支援や消費拡大のためのトップセールスの強化などを要請しました。

【JA新潟中央会・連合会　伊藤能徳会長】
「（今夏の猛暑・渇水は）自然災害だと思うので、国または県に支援してもらいながら、生産者がまた次年度、安心して営農ができるようにしたいと思う」

【自民党・帆苅謙治県議】
「国を中心にしてこれは食料安保も含めて動かなきゃいけない時代に転換してきているなと思っているし…新潟県、農業県というならばなおさら国に上げていく必要がある」

JAグループでは県や他の会派にも要請を行っていて、気候変動やコスト高騰など課題が山積するなかでも持続可能な農業を目指したいとしています。