2023年8月、青森県内に住む60代の男性がSNSを通じて知り合った人物からFX取引での投資を名目に140万円をだまし取られました。弘前警察署は特殊詐欺被害として捜査しています。

警察によりますと2023年8月中旬、青森県内に住む60代の男性がSNSに表示された投資取引に関する広告からウェブサイトにアクセスし、SNSアプリ「LINE」の「投資実践共有グループ」というチャットに参加しました。

その後「武田」や「上田」と名乗る人物からFX取引を勧められ、4回にわたって指定された口座に合計140万円を振り込みました。男性は2人から教えられたアプリで55万円の利益が出ていることを確認し金を引き出そうとしたところ「保証金を払わなければいけない」などと支払いを要求されたことから警察に相談し、被害に気づきました。

警察は投資話を勧められた場合、必ず家族や警察署に相談するなど1人で対応しないよう呼びかけています。