中国・杭州で行われているアジア大会は1日、自転車・BMX競技が行われ、新潟県上越市出身の中井飛馬選手(23歳)が『金メダル』を獲得しました。
この種目での優勝は、日本勢として2大会連続です。

BMXライダーとして世界で活躍する日本代表・中井選手。
8人で競う決勝でスタート直後に転倒する選手がいる中、先行した中井選手はタイの選手との先頭争いに。
その後バンクをうまく使って加速し、中盤以降はタイの選手を振り切って1位でフィニッシュ。最初から最後までトップを譲らなかった中井選手は、2位に1秒近くの差をつけて圧勝し、金メダルを獲得しました。

アジア大会直前にインタビューで「予選から全部1位で金メダルを持ち帰る」と話していた中井選手は“有言実行”の活躍でアジアの頂点に立ち、来年のパリオリンピックに向けて大きな弾みをつけました。