部活動には色々な思い出があり、様々なことを学び、学校生活の中では大きな存在です。その部活動の在り方がいま大きく変わろうとしています。

国は来年度から段階的に「公立中学校の休日の部活動を地域に移行する方針」を示しています。

「部活動が地域に移る」とはどういうことなのか。先行して取り組む学校からは様々なメリットや課題も見えてきました。

■当たり前だった部活動の風景が変わる 

剣道部の練習。これまで当たり前だった部活動の風景が、大きく変わろうとしています。

指導にあたるのは、教職員ではなく「外部指導員」です

(剣道部外部指導員 植田秀樹さん)
「打ちが単調です。連打、2本、3本打って相手を崩して、そこからもう一本打たないと」

「外部指導員」の植田さんは、元会社員

指導しているのは顧問の教員ではありません。植田秀樹さんは元会社員。地元のスポーツ少年団で20年以上剣道を教えてきました。

去年、会社を定年退職したのを機に、「外部指導員」としてこの中学校の剣道部の指導にあたっているのです。

(剣道部・外部指導員 植田秀樹さん)
「中学生は多感な時期でもありますし、『ああしなさい』『こうしなさい』という命令形ではなくて『きょうどうする?何をする?」』いう、お互いにやることを確認しながら、やることを納得しながらやるようにしています。」

■「地域から外部指導員を採用」モデル校の取り組み

モデル校に指定された早島中学校(岡山県早島町)
岡山県早島町の早島中学校です。去年、休日の部活動を「学校」から「地域」に移すための実践研究を行うモデル校に指定されました。


国の補助金などを活用し、11ある部活動のうち8つの部活動で外部指導員を採用しました。休日だけでなく、平日も指導員が部活動の指導に加わっています。

「外部指導員」による指導は、生徒には好評のようです

(生徒)
「『こういう技で、こういう自分の得意を生かしてがんばろう』というふうに言ってくれるのでやる気もわいてくる」

(生徒)
「課題点を説明してくれて急に成長したと思います」

(生徒)
「コミュニケーションを取りやすい、先生だけど普通に優しく接してくれたり」

剣道部顧問の教員も大きなメリットを感じていました