
異業種の農業への参入は増加傾向にあり、2021年度は前の年と比べて約15%増えるなど、農業が人気の参入先として選ばれています。

少子高齢化などで日本経済が先細りしていくなか、異業種への参入は企業の生き残り戦略のひとつになっています。

NXアグリグロウ 諸井奈美社長:
同じことばかりやっていては、ジリ貧になっていくところがあるので、どんどん新しいことにチャレンジするという意味かなと思う。
環境変化の厳しいビジネスの世界ですが、「異業種への参入」の背景には、「会社全体の事業規模を拡大する」という点のほか、「仮に本業が揺らいだとしても、大丈夫なように」という保険の意図もありそうです。