■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間29日、大会6日目)

バスケットボール女子日本代表(世界ランキング9位)が同ランク70位のカザフスタンと対戦し、92-30で圧勝した。

日本のスターティングファイブはキャプテン林咲希(28、富士通)、髙田真希(34、デンソー)、宮崎早織(28、ENEOS)、星杏璃(23、ENEOS)、オコエ桃仁花(24、GEELONG UNITED SUPERCATS)の初戦と同じメンバーで挑んだ。

東京五輪の銀メダルメンバーが7人が揃う日本は最年長・髙田がゴール下やスリーポイントシュートなどで得点を重ねる。さらにディフェンスで相手にプレッシャーをかけミスを誘い、25-12で第1クォーターを終える。第2クォーターも固いディフェンスでカザフスタンに得点を与えず51-21と、このクォーターを9得点に抑えた。

後半の第3クォーターも日本のペースで試合は進み、髙田、さらに途中出場の赤穂ひまわり(25、デンソー)が得点。ここでもカザフスタンに3点しか許さず、76-24と大量リードとする。最終4クォーターも身体を張ったディフェンスを見せる日本。カザフスタンの戦意を喪失させる抜群のコンビネーションなどで得点し92-30で勝利、予選リーグを2連勝とした。平下愛佳(21、トヨタ自動車)がチーム最多の19得点をマークする活躍を見せ、カザフスタンに40のターンオーバーを誘い日本のディフェンスがいきた形となった。

日本は2006年ドーハ大会(カタール)から4大会連続で銅メダル。金メダルは1998年のバンコク大会(タイ)以来25年ない。


【バスケットボール日程】

■女子
9月27日 予選リーグ グループB 日本 118-46 香港
9月29日 予選リーグ グループB 日本 92-30 カザフスタン
10月1日 予選リーグ グループB フィリピン戦
10月2日 準々決勝
10月3日 準決勝
10月5日 決勝/3位決定戦


■男子
9月26日 予選リーグ グループD 日本 95‐63 カタール
9月28日 予選リーグ グループD 日本 70‐57 インドネシア
9月30日  予選リーグ グループD 韓国戦
10月2日 準々決勝進出決定戦
10月3日 準々決勝
10月4日 準決勝/5位~8位決定戦
10月6日 決勝/3位決定戦/5‐6位決定戦/7‐8位決定戦