赤字が続く芸備線についてJR西日本岡山支社は、自治体などと存続について話し合う「再構築協議会」を来月(10月)、国に申請する意向を示しました。

(JR西日本岡山支社 藤原乗将支社長)「できれば10月中には再構築協議会の設置要請をできればと思っています」

JR西日本岡山支社の藤原支社長がきのう(28日)定例記者会見で述べたものです。

再構築協議会は、ローカル線の存廃などを議論する場で法改正によって事業者などの要請があれば、来月から国の下での設置が可能となりました。

JR西日本では先月、岡山・広島両県による芸備線の状況を把握するヒアリングの場で一部区間について協議会の設置を国に要請する意向を示していました。
設置されれば法改正後、全国で初めてのケースとなり存廃などを含め協議が行われる見通しです。