岩手県岩泉町では、夏の猛暑の影響で収穫が遅れていたマツタケの販売が始まっていて、町内のホテルは出荷の準備に追われています。

岩泉町の「ホテル龍泉洞愛山」が運営する「岩泉まつたけ屋」には、夏の猛暑の影響で例年より2週間ほど収穫が遅れたものの、現在は1日に5から10キロの順調な入荷があるということです。スタッフは28日、全国からの注文に対応するため箱詰め作業に追われていました。「ホテル龍泉洞愛山」では、今月16日からマツタケ料理の提供を始めているほか、宿泊客が購入したマツタケを焼いて食べることのできるオプションも用意して行楽シーズンに備えています。今年は菌が根付く6月の気候が発育に適していたことから豊作が期待されるということです。