来年のアメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者による2回目の討論会が先ほど始まりました。注目のトランプ前大統領は今回も欠席。別の場所で支持者に演説を行いました。

討論会はメディアルームにほど近くにある別の会場で、日本時間午前10時から行われています。討論会には7人の候補者が参加していますが、トランプ氏は今回も欠席し、別の場所で演説を行いました。

アメリカ トランプ前大統領(ミシガン州・デトロイト近郊 日本時間午前9時すぎ)
「経済のアメリカ第一主義の復活ビジョンを説明しにきた。わたしは偉大なアメリカを復活させたい自動車労働者の味方だ」

トランプ氏が集会を開いたのは自動車産業の中心地・ミシガン州です。

前日には、この付近でバイデン大統領がストライキ中の全米自動車労組の集会に異例の訪問、激励まで行ったばかりで、トランプ氏は同じ労組の支持者を集め、「バイデン政権の電気自動車推進政策のせいで、中国に生産を奪われ、大勢の失業者が出てしまう」などと批判しました。

きたる大統領選をにらみ、ラストベルト=さびれた工業地帯の労働者層に支持を広げたい考えです。

刑事事件で起訴されながらも、トランプ氏が共和党内の支持率で圧倒的なリードを見せる中、2位につけているフロリダ州のデサンティス知事は討論会で「ドナルド・トランプは今夜、このステージにいるべきだ」と名指しで批判しました。前回の討論会では批判を避けていて、支持率が伸び悩む中、一歩踏み込んだ形です。

“主役不在”の中、各候補者がどこまで存在感をアピールできるかが注目されます。