粒の総数が把握できれば、あと何個粒を取れば良いかが分かります。
そして適切な数を落とすことで粒が大きくなった時にぶつからず味や形がいいブドウに仕上がるのです。

摘粒作業はこれまでベテラン農家しかできませんでしたが、このアプリがあれば経験の浅い人にも任せることができます。
農業法人ドリームファーム 三井公司代表:
1人しかできない部分が2人でできるのであれば、これまでできなかった畑の部分を広げていこうとなり、生産量も必然的に上がっていくんじゃないかなと思います。

山梨大学 茅暁陽教授:
この技術によって少しでも作業が楽になって(農家の)収益が上がることを期待しています。

アプリはほぼ完成していて、6月23日には広島県のブドウ畑で実証実験が行われます。