岩手県大船渡市の大船渡市魚市場で28日朝、大型船4隻が今シーズン最多となる240トンのサンマを水揚げしました。

サンマを水揚げしたのは、地元の大型サンマ船のほか北海道や福島県の船合わせて4隻です。1200キロほど離れた北太平洋の公海で漁を行い、およそ2日間かけてサンマを大船渡に運んできました。

(買受人は)
「すごくいいですね。このくらい(の大きさ)になればいいですね。」
「漁場も少し近くなってきたしね。鮮度もいいから最高ですね」

28日の水揚げは240トンで、先月26日の初水揚げ以来最も多く、1キロ当たり250円から650円で取引されました。

大船渡市魚市場では現在のところ過去2番目に不漁だった去年のおよそ2倍の水揚げ量となっていますが、岩手県全体で見ると釜石、宮古では未だサンマの水揚げはない状況です。