岩手県奥州市の国立天文台水沢VLBI観測所の職員を含む国際的な研究チームは27日、ブラックホールが自転している証拠を得たと発表しました。
研究チームは、「ジェット」と呼ばれるブラックホールの中心から噴き出すガスを20年以上に渡って観測した画像の分析から、およそ11年周期で「ジェット」が変化していることを発見し、ブラックホールが自転していると裏付けました。
分析した画像は、地球からおよそ5500万光年離れたM87銀河の中心にあるブラックホールを観測したもので、観測には奥州市の電波望遠鏡も使用されています。
研究チームの秦和弘助教は会見で、「宇宙の最先端研究に地元の観測所が携わっていることを多くの人に知ってほしい」と話していました。
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