■アジア大会中国・杭州 5日目(28日、黄龍スポーツセンター体育館)
体操女子種目別跳馬にO.チュソビチナ(48、ウズベキスタン)が出場、13.383で4位、メダル獲得とはならなかったが会場からは大きな拍手が送られた。
旧ソ連時代から夏季五輪に8度も出場している48歳の“レジェンド”チュソビチナ。今大会も予選では素晴らしい演技を見せて5位で決勝に進出した。決勝の舞台でも選手紹介されると会場は大歓声に包まれた。
2度の演技の平均点が得点となる跳馬、最終演技者となったチュソビチナ。会場からは大声援が送られた。1回目、予選よりも難易度を上げて「転回伸身の1回ひねり」を決め、着地も綺麗に止めた。
さらに2回目には「伸身ツカハラ1回ひねり」も着地をピタリと決め、会場からは大歓声があがった。2回の平均点は13.383と銅メダルに届かず4位。チュソビチナは大きく手を振り会場から大声援に答えていた。
これまで2度のアキレス腱断裂、出産などを経て2021年の東京五輪で一度は引退をした。しかし、アジア大会での金メダル獲得に向けて、すぐさま現役復帰を宣言。そして、2024年パリ五輪に出場する資格を獲得すれば、9度連続して五輪に出場する選手になる

















