警察庁は、情報を盗み出すことを目的にサイバー攻撃を行う集団「BlackTech」が中国を背景にしていると明らかにしました。

警察庁によりますと、「BlackTech」は2010年頃から、日本や台湾、アメリカなどのメディアや電気通信分野の企業を狙ってサイバー攻撃を行ってきました。

攻撃に使われたツールや手口などから攻撃者像を絞り込んだ結果、「BlackTech」が中国を背景にした集団だと分かったということです。

「BlackTech」は、最初にセキュリティーが脆弱な海外にある企業の子会社のネットワーク機器を狙って攻撃し、そこから企業の本社などのシステムに侵入する手口で情報を盗み取っているということで、警察庁などは手口やリスクを減らすための方法をホームページに公開し、注意喚起を行っています。

一方、警視庁はことし3月、企業へのサイバー攻撃で家庭用ルーターが悪用されていたことを公表しましたが、「BlackTech」による攻撃であることをきょう明らかにしました。

警視庁は被害の事前防止のため、適切なセキュリティを講じてほしいとしています。