今年の富山県の特殊詐欺の被害件数が8月時点で去年の2倍にのぼり、さらに被害額は3億円以上増えています。富山県警は厳重な注意を呼びかけています。

富山県警のまとめによりますと今年1月から先月末までに県警が認知した特殊詐欺の被害は221件で、去年の同じ時期と比べ倍増しました。

また、被害額はおよそ7億2057万円にのぼり、去年から3億5千万円あまりも増加しています。

県警によりますと「サポート詐欺」と呼ばれるパソコン画面にウイルスが感染したなどの警告が表示され、サポートセンターに誘導してお金をだまし取る手法が多くなっているほか、利益の大きい投資話に勧誘され貯金をくずし何度もお金を振り込む投資詐欺で被害額が急増しています。

県警は不審な話をうのみにしないで相談するよう厳重に注意を呼びかけています。