NHKは放送センターの業務用サーバー機器が外部から不正アクセスを受け、職員ら2万3000人以上の個人情報が漏えいしたおそれがあると発表しました。

NHKによりますと、外部に漏えいしたおそれがあるのはNHKの職員やスタッフなど2万3435人分の氏名やメールアドレス、部署などです。

放送センターの業務用サーバー機器が外部から不正アクセスを受けたことが原因で、7月31日にシステムへの侵害の可能性が判明したということです。

受信契約している一般視聴者の情報は含まれておらず、「不正利用などの二次被害も現時点で確認されていない」としていますが、個人情報の漏えいの可能性を完全に否定することは難しいとしています。NHKは「引き続きセキュリティ対策の強化に努めてまいります」とコメントしています。