IGRいわて銀河鉄道は26日に取締役会を開き、内舘茂盛岡市長の副会長就任や、新型コロナの5類移行後の輸送状況を報告しました。

26日の取締役会では、臨時株主総会を経て内舘茂盛岡市長が今月14日付けでIGRいわて銀河鉄道の取締役副会長に就任したことや、今年4月から7月までの輸送状況が報告されました。新型コロナウイルスの5類移行にともない、定期外利用者数が前年同時期に比べて116%と回復傾向にあるものの、コロナ禍以前の2018年と比べると76%にとどまっています。また電気料金の高止まりで前年度比で2割ほど負担が増えているとして、鈴木敦社長は「物価高騰などで厳しい状況が続いている。沿線地域の祭りに合わせた企画切符の利用促進に努めたい」と述べました。