岩手県は26日、約97億円を増額する今年度補正予算案を発表しました。8月の大雨災害の復旧費用をはじめ、県産品の輸出拡大に向けた事業費が盛り込まれています。
今年度3回目の一般会計補正予算案は総額約96億8600万円です。このうち8月の大雨に伴う農地の復旧事業費の補助や公共土木施設の応急的な維持修繕費、4月と5月に発生した凍霜害に伴う農作物の病害虫対策にあわせて18億8800万円を計上しています。また原発処理水の海洋放出の影響も踏まえた中国への県産品のセールスにかかる経費として500万円が盛り込まれています。補正予算案は来月4日に招集される県議会9月定例会の本会議で提案されます。