岩手県宮古市の小学生が26日、ワカメの茎と葉を分ける「芯抜き」を体験しました。地域の重要な産業である漁業に理解を深める特別授業です。

芯抜き作業を行ったのは宮古市立津軽石小学校の5年生32人です。宮古市重茂にある水産体験施設「えんやあどっと」を訪れ、約30キロのワカメの茎と葉を分けました。この取り組みは子どもたちに地域の産業である漁業への理解を深めてもらおうと宮古市がおととしから実施しているものです。初めは慣れない作業に苦戦していた児童たちでしたが、コツをつかむと手際よく茎を取れるようになりました。

(体験した児童)
「茎を切ってはがすのは難しいですが、やりがいがあるので楽しいです」

芯を抜いたワカメは児童が思い思いの絵を描いたシールがあしらわれたパッケージに入れそれぞれの家庭に持ち帰りました。