中国・杭州で開かれている“アジア版のオリンピック”ともいわれるアジア大会。
サッカー男子のグループリーグ第2戦が25日に行われ、日本代表はパレスチナ代表に1対0で勝利しました。
J1アルビレックス新潟から今大会の代表に選ばれているMF小見洋太選手、アルビからJ2栃木に期限付き移籍中のGK藤田和輝選手、帝京長岡出身でJ1京都サンガのMF谷内田哲平選手がそろって先発出場しました。

試合は前半17分、ペナルティーエリア手前でFW内野航太郎(筑波大)が相手選手に倒されフリーキックを得ます。このプレーで相手選手が一発退場に。
フリーキックを蹴るのはMF谷内田哲平。美しく弧を描いたボールがゴールに吸い込まれ、日本が先制します。
ところが27分、MF山内翔(筑波大)が相手を倒してしまい、この試合2枚目のイエローカードで退場に。10人対10人の戦いとなります。
その後は引いてブロックを作りカウンターを狙うパレスチナを崩せず、膠着状態に。前半を1対0で折り返します。

後半に入っても日本がボールを握り、パレスチナがブロックを敷く展開に。
それでも後半13分にはパレスチナが押し込みますが、シュートはGK藤田和輝がセーブし、得点には至りません。その後もパレスチナの守備を崩せなかったものの、日本は谷内田のゴールを守り切り、1対0でパレスチナに勝利しました。