日本最大級の石造り水路橋である山都町(やまとちょう)の通潤橋(つうじゅんきょう)が9月25日(月)、国宝に指定されました。

土木構造物としては全国ではじめての指定です。

【通潤橋の色んな角度からの写真はコチラ】

通潤橋は1854年、今から約170年前に水不足に悩む白糸(しらいと)台地に水を送るため造られたもので、長さ78メートル高さ21.3メートルの国内最大規模の石造(せきぞう)アーチ橋です。

今年6月国の文化審議会は、国の重要文化財だった通潤橋を国宝に指定するよう文部科学大臣に答申していました。

熊本県内での国宝指定は人吉市の青井阿蘇神社に続き2例目で、土木構造物が国宝に指定されるのは全国で初めてとなります。