■アジア大会 3日目(26 日・中国 杭州アクアティクスセンター)
競泳の男子400m個人メドレー決勝に出場した本多灯(21、イトマン東京/日本大学)が競泳陣第1号となる金メダルを獲得。前回王者の瀬戸大也(29・CHARIS&Co)が銀メダルで続き、日本がワンツーフィニッシュを果たした。
4レーンの本多は得意のバタフライでトップに立ち1秒43のリードで100mを通過した。2番手で続いた瀬戸が背泳ぎで逆転すると、今度は1秒以上の差を付けて最後の自由形勝負へ。300m通過で2位本多と3位汪順(中国)の差は4秒51。金メダル争いは瀬戸と本多の一騎打ちとなった。本多が、瀬戸を猛追。残り25mでかわすと4分11秒40でレースを制した。瀬戸は4分12秒88だった。
競泳は中国勢が金メダルを量産し、2日目を終え日本は金メダルゼロ(銀メダル3、銅メダル6)。苦しいレースが続いていたが、男子キャプテンに就任した21歳が結果で示した。
瀬戸は24日の男子200m個人メドレーに続き個人種目2個目のメダルとなった。
【男子400m個人メドレー】
金 本多灯 4分11秒40
銀 瀬戸大也 4分12秒88
銅 汪順(中国)4分15秒12