■第19回アジア競技大会3日目(26日、中国 杭州 蕭山臨浦体育館 )

柔道3日目、女子78㎏級(決勝)に出場した高山莉加(29、三井住友海上)がゴールデンスコアで小外掛を決められ敗戦、銀メダルとなった。

初のアジア大会に挑んだ高山、初戦は開始11秒、大外巻込で技ありを奪うと、そのまま崩れ袈裟固で抑え込み合わせ技一本で勝利を収めた。

準決勝では東京五輪5位のユン・ヒュンジ(29、韓国)と対戦。お互い組み手争いとなったが3分13秒には大外返しで一本を奪い決勝進出を果たした。

決勝は2022年世界選手権銀メダルのマー・ジェンジャオ(25、中国)、お互い決め切れずゴールデンスコアに入ると、高山は一瞬の隙を突かれ小外掛を決められ銀メダルに終わった。

同日行われた、78㎏超級冨田若春(26・コマツ)は銅メダル、男子90㎏級の田嶋剛希(26・パーク24)は2回戦で敗退、100㎏級のウルフアロン(27・パーク24)は3位決定戦で体落で技ありを取られ5位、100㎏超級の太田彪雅(25・旭化成)は3位決定戦で敗れた。

これで柔道日本代表のメダルは大会通算金4個、銀3個、銅2個となった。(男女合わせて14階級終了)4日目の27日には前回大会金メダルを獲得した混合団体が行われる。