■アジア大会中国・杭州 大会2日目(25日・中国 杭州アクアティクスセンター)
競泳陣最年長で5大会連続出場の入江陵介(33)が男子50m背泳ぎ決勝に出場し、銅メダル。アジア大会、自身16個目のメダルを獲得した。女子50m背泳ぎの高橋美紀(28、林テレンプ)、男子4×200mフリーリレーも銅メダルで、この日競泳陣は3個のメダルを獲得した。
前回大会で5つの銀メダルを獲得している6レーンの入江。スタートは遅れたが、後半伸ばして25秒15。3位争いを制し、100m背泳ぎの銀メダルに続く今大会2個目のメダルとなった。「タイムとしては満足いくものではないんですけどしっかりとメダルを獲れた事は良かった」とレースを振り返った。
前回大会5冠の徐 嘉余(28、中国)は自己ベストの24秒38をマークし100m背泳ぎとの2冠。初出場の川本武史(28、トヨタ自動車)は25秒36で5位だった。
女子50m背泳ぎ決勝は高橋美紀(28、林テレンプ)が28秒21で銅メダル。日本勢4度目の銅メダルとなった。
男子50m自由形では、前回大会銀の中村克(29、イトマン東進)が22秒20で5位、21秒67のアジア記録を持つ塩浦慎理(31、イトマン東進)は22秒35で8位。
女子200m個人メドレー決勝では、東京五輪金メダルの大橋悠依(27、イトマン東進)が2分15秒01の6位。2大会連続のメダルとはならなかった。同種目を予選全体トップのタイムで通過していた成田実生(16、金町スイミングクラブ/淑徳巣鴨高2年)は初出場ながらも2分10秒76で4位入賞を果たした。