高知市の浦戸湾に浮かぶ島「丸山台」(まるやまだい)をきれいにしようと、女性経営者でつくる団体が今年2回目の清掃活動を行いました。

自由民権ゆかりの地である小さな島“丸山台”(高知市)

丸山台は高知市若松町(わかまつちょう)の南側にある小さな島で、自由民権ゆかりの地として記念碑が建てられています。平成に入り公園として整備されたものの、島に渡る交通手段がなく、ほとんど人が立ち入っていません。女性経営者でつくる「ひよこ会高知」のメンバーは、丸山台を観光や史跡として活用できたらとの思いで、今年7月に続き、清掃活動を行いました。

きょうはおよそ15人のメンバーに加え、県の職員も参加。残暑の中、雑草や地面に堆積した土を取り除き、2回目の清掃で対岸が見通せるほどにまできれいになりました。

▼ひよこ会高知運営委員会 荒井奈々絵さん

「観光地になるためには遊覧船なり貸しボートなり何かしらここに来る交通手段も考えていかないと今の状態では来にくいところになってますよね。それはひよこ会だけではどうしようもできないのでこれから県とかに提唱しみんなで考えていかなくちゃいけないと思います。せっかく作ったもんなんだから」

ひよこ会高知は「丸山台で楽しくイベントができるよう今後も清掃を続けたい」としています。