「こども未来プロジェクト」。

今回は「ボディビル」の全国大会で日本一に輝いた佐久市の男子高校生を紹介します。

盛り上がる大胸筋に、鍛え上げられた背中の筋肉!

野沢南高校・3年の片井蓮仁(かたい・れんと)さん。

7月に行われた高校生向けのボディビル全国大会(全国高校生ボディビル選手権大会)で初出場ながら優勝(170cm以下級/オーバーオール)を果たし、日本一に輝きました。

(片井蓮仁さん)「大会本番に、一緒に戦う選手たちを見た時に、少しビビるというか怖いなと思ったが、去年全国3位だった子がいて『君すごい身体しているね』と言われて、そこから自信になった」

筋トレを始めたのは、陸上の長距離選手だった中学3年生の頃。

コロナ禍で部活や大会が中止となる中、自主練習としてYouTubeなどを見て独学で鍛えました。

(片井蓮仁さん)「ちょっと筋トレしただけで本当はあんまり変わっていないと思うが、鏡を見た時にちょっとだけ(筋肉が)ついたような気がして、そういうのが嬉しくて、陸上より筋トレにハマっていった」

高校進学後はほぼ毎日佐久市の体育館に通い、2時間みっちりトレーニング。

その結果、体重は3年間で30キロ増えました。

卒業後は関東地方の大学に進学予定の蓮仁さん。

トレーニングはもちろん、ボディビルも続けます。

(片井蓮仁さん)「大学生に混じっても勝っていけるというのと、全日本ジュニアボディビルという23歳以下の日本一を決める大会だが、その大会で優勝することが目標」