9月4日に開かれた初公判で裁判官から「違っている所はありますか」と問われると、通訳を通じ「ないです。自分が悪いです」と、起訴内容を全面的に認めました。

裁判の中では日本語で「皆さん本当に申し訳ございませんでした」と述べ、裁判官に向かって土下座する場面もありました。

22日の判決公判で今井輝幸裁判官は、「動物虐待の様子を流布した行為も動物愛護法の精神を損なう」などとして、求刑通り罰金20万円の判決を言い渡しました。
弁護側は、控訴しない考えです。

裁判を終えた元従業員を直撃すると、話を聞くことができました。
なぜ勤務中に牛を蹴り、その動画を投稿したのでしょうか。

判決を受けた元従業員
「牛に蹴られたですから、胸、痛かったですから我慢できなくて…私悪いことしましたから、本当にごめんなさい」

これまでも牛に蹴られることはあったと言いますが、この日は強く蹴られたため、この日初めて牛を蹴るなどしたと話しました。