電車内での痴漢撲滅を目指します。岩手県内の高校に通う女子生徒が22日、盛岡駅で痴漢防止を呼びかけました。
これは県警がJR東日本やIGRいわて銀河鉄道と協力して初めて行ったもので、全校生徒350人のおよそ6割が列車で通学している岩手女子高校の生徒10人が参加しました。
県警によりますと、今年1月から8月末までに発生した県内の痴漢被害は25件で、このうち列車内の被害は4件です。
22日の活動では、痴漢の被害に遭った際に、周囲の人に被害を知らせることができるカードが同封されたポケットティッシュ500個が用意され、改札前などで配りました。
(活動に参加した生徒)
「もし被害に遭ってしまったときとか、被害に遭っている人を見たときに助けてあげたりして欲しいなと思いました」
県警は今後も、痴漢撲滅へ向けた活動を続けていく予定です。