戦国時代、鳥取城を兵糧攻めする際に羽柴秀吉が築いた前線基地「陣城」。文献には残っていますが、実際の姿を伝える資料はありませんでした。そこで、一人の男性がその再現に挑戦、在りし日の姿がよみがえりました。

紙をメインの材料に作られた、江戸時代の鳥取城。天球丸や二ノ丸などがある山下ノ丸に、天守などがある山上ノ丸、細部にこだわって立体的に作られています。

製作したのは、鳥取市のアマチュア郷土史研究家、神谷佳友さん(70)です。鳥取城の跡地を実測し、残された写真や絵図などをもとに、山下ノ丸はおよそ3年かけて製作。その後もリニューアルを重ねてきました。

そして、神谷さんはさらに新たなペーパーモデルを作り上げました。