カナダ国内で起きたシーク教徒の射殺事件をめぐり、「インド政府が関与した」とするトルドー首相の発言が両国の外交問題に発展するなか、インド政府は21日、カナダ人へのビザ発給を一時的に停止しました。
カナダで今年6月、シーク教徒の指導者の男性が射殺された事件をめぐっては、トルドー首相が18日、インド政府の工作員が関与した疑いがあるとして批判。これに対し、インド政府は「ばかげている」などと反発し、互いに相手国の駐在外交官を国外に追放する事態となっています。
こうしたなか、インド政府は21日からカナダ人向けのビザ発給を一時的に停止しました。インド外務省の報道官は、カナダ国内での「安全上の脅威から業務に支障が出ている」としています。
一方、インドメディアは21日、インドにおけるシーク教徒の独立運動に関わっていた別の男性がカナダ国内で殺害されたと報じていて、事実であれば、関係が悪化する両国にとってさらなる火種となる恐れもあります。
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