自分の作品でたくさんの人を楽しませたい…

就労支援員・久保綾乃さん:「深呼吸」

久保さん:「うちに帰ったらどうしたらいいと思うかね?」

安吉将吾さん:「あまり根詰めず、体を主に休めた方がいいかなと」

久保さん:「そうやね、でも作品作りたいんじゃない?メリハリをつけること、時間決めてできるといいね」
安吉将吾さん:「はい」

社会人として仕事と作品づくりを両立していくことが今の安吉さんの目標です。

劣等感と闘いながら見つけた自分の「才能」。自分の作品でたくさんの人を楽しませたい、安吉さんはきょうもリアルさを追い求めて作品を作り続けています。

安吉将吾さん:「ちょっと…きのう思ったんですけど…こういうテレビに出る時に有名になったりすると…。有名になりたくないと、なんか有名になってしまうというちょっと嬉しさがどーんとぶつかる…」

記者:「安吉君、有名にならなかったらごめんね」

安吉将吾さん:「逆にそれはそれで安心感ありますね。いろんな作品展に展示してもらえるなら逆にOKです」

【メモ】安吉さんの作品は、9月24日まで富山県の氷見市芸術文化館で展示されています。安吉さんもよく会場に来ているので、タイミングが合えば、本人の作品解説を聞くことができます。