警察庁はことし2月から6月までの間に、重要犯罪につながるような有害なネット投稿、およそ150件についてサイト管理者に削除を要請し、そのうちおよそ半数が削除されたと明らかにしました。

警察庁によりますと、「インターネット・ホットラインセンター」がサイト管理者に削除要請した有害な投稿は148件で、7月末までにおよそ半数の77件が削除されたということです。

最も多かったのは「殺人・強盗等の勧誘」で、136件要請して68件が削除されたといいます。次いで「爆発物や銃砲等の製造」で、要請した5件全てが削除されました。

削除要請をめぐっては「闇バイト」問題などを受け、ことし2月から対象が拡大されていました。