準備の遅れが指摘される大阪・関西万博について、西村経済産業大臣は博覧会国際事務局のケルケンツェス事務局長と面会し、海外パビリオンについて、「建設への支援に総力を挙げている状況だ」などと説明しました。

再来年に開催が予定されている大阪・関西万博をめぐっては、海外パビリオンの建設遅れが指摘されています。こうした中、西村経済産業大臣と博覧会国際事務局のケルケンツェス事務局長が面会しました。

博覧会国際事務局 ケルケンツェス事務局長
「私が受け取ったメッセージは、各国は遅れることなく準備を整えているということ、そして大阪に来たいということです」

ケルケンツェス事務局長は、海外パビリオンの建設について、「解決策をともに見出していきたい」と述べたうえで、「全ては予定通りに進捗している」と強調しました。

一方、西村大臣は海外パビリオンについて、「建設への支援に総力を挙げている状況だ」と説明したうえで、「正念場を迎えている」との認識を示しました。