長野県小諸市で、区長と移住者が交流する研修会が開かれました。

研修会には、小諸市に移住した5人と、市内68区のうち42の区長が参加。

移住した人が住みやすいまちづくりに加え、区の運営に移住者の力を生かしてほしいと企画されました。

区長:「お名前と顔が一致しなかったり(区への参加に)消極的な方もたくさんいます」

市によりますと、区に加入しない移住者や若者が増え、草刈りなどの地域の維持や、災害時の安否確認などに支障が出る可能性があるといいます。

区への加入者を増やす方法を問われたのは、大阪出身の日高慎一郎(ひだか しんいちろう)さん。

移住する前にいた香川県では自治会長の経験もありました。

日高さん:「皆さんもうそろそろスマートフォンもってますし 入り口がいきなり会うのと、入り口が例えばメッセージでよろしくお願いしますと返した後に会うのと そういうワンクッションあってから会うほうがなんとなく入り込みやすいんじゃないか」

市は、移住者の意見も参考にしながら、引き続き、区の役員のなり手不足や加入率の低下といった課題の解決に取り組んでいきたいとしています。