大分県別府市がウクライナから新たに避難してきた17歳の少女を受け入れることになり、福岡空港で出迎えました。

20日午前、福岡空港の国際線到着ロビーには去年5月、ウクライナから別府市に避難してきたコロレンコさん一家の姿がありました。母国で家族同然に面倒を見ていた17歳のベロニカ・ホコトゥロバさんを出迎えるためで、およそ1年半ぶりの再会です。

ベロニカさんは首都キーウの南およそ500キロに位置し、一時ロシアに占領されたへルソン州からコロレンコさんを頼って来日しました。

(ベロニカ・ホコトゥロバさん)「信じられないくらい嬉しいです。皆と会えることを長い間待っていました」

(オレーナ・コロレンコさん)「未来のあるベロニカと日本で一緒に暮らせることが夢のようです。これからの日本での生活はきっとうまくいくと思います」

ベロニカさんは別府市で避難民の支援をしているNPO法人ビューティフルワールドのサポートを受け、コロレンコさん家族と市営住宅で新たな生活をスタートさせます。